行野明設計工房's diary

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【続・一大プロジェクト???】 ~パジェロミニのインパネ改造計画②(詳細検討編)~

 


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皆さんこんばんは!
行野明設計工房です。


本日は、前回の続きで初代パジェロミニのインパネ改造計画の詳細を検討していきたいと思います。


とりあえずダッシュボード内がどんな形状になっているのか観察しつつ、実現の可能性を探って行きたいと思います。

 

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これがセンターパネルの裏側になります。この写真の左側が運転席側、右側が助手席側になります。ねずみ色の部分がダッシュボード本体になります。シルバーの部品が金属製のオーディオブラケットになります。そして黒い部品がエアコンダクトになります。

(お気づきの方もおられるかと思いますが、ダッシュボード内の写真を撮り忘れていたため、ダクト切断後に撮影しました。)

 

当初は、エアコンダクトの下側に穴をあけて、延長用のダクトを作って吹き出し口の位置を下げれないかと設計してみました。

それがこちらになります。

 

 

設計や印刷の難易度が低く材料も節約できるため、とりあえず試作としてPLAで印刷してみてみました。

印刷したものがこちらになります。

 

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方向性としては良いと思ったもののスペース的にもう少し確保したかったので、ダクトをもっと薄くできないかと模索してみました。 

そして模索したのがこちらですね。

 

 

助手席側の側面からも空気が入るように改良しました。また、ダクト自体は内寸で5mmくらいになるようにしてみました。

ただこれはですね、空気の分配に不安があったため、もう少し運転席側のダクトにも空気が流入できるようにならないかと更に検討してみました。

 それがこれですね。

 


安直なんですけれども、運転席側にもダクトを延長しました。
これで行けるだろうと思いまして、今度は本番用のPETGで印刷してみました。それがこれですね。

 

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なかなかいい感じになったんじゃないのかなと思い、とりあえず仮で既存のダクトにあてがいつつイメージを膨らませてみました。

そうするとこれは、空気の分配やスペース面、既設ダクトとの接合等、様々な面で難易度が高いと感じ、もう少し空気を上手く分配しつつ、スペースも確保し、既設のダクトとも上手く接合できるように方針を大きく転換しなければならないことを悟りました。

 

次回は、方針転換後の記事を上げられればと思います。

ここまでご覧頂きありがとうございました。

では、また次回宜しくお願いいたします。

 

行野明設計工房