行野明設計工房's diary

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【エアコン操作パネルを動かす!】 ~パジェロミニのインパネ改造計画⑥~(配線編)

 


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こんばんは!

行野明設計工房です。

 

ようやく完成したインパネですが、まだまだやることがたくさんあります。その中でもまずはエアコンの操作パネルを機能させなければなりません。ということで今回はエアコン操作パネルの配線作業をしていきたいと思います。

 

初代パジェロミニと2代目パジェロミニではエアコン操作パネルのコネクタ形状が異なりますので、まずはそこをクリアしなければなりません。

 

まずは、風量調整ダイヤルになります。幸い初代パジェロミニは110型と呼ばれるコネクタの8ピンタイプを使用しているようでしたので、モノタロウさんでコネクタとターミナルのセットを発注しました。本当は1個だけ欲しかったのですが、セット販売しかなく10個セットのものを大人買いしました(笑)

 

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そして配線ですね。配線はテスターで色々と頑張って調べたあと、実際に色々と繋ぎ変えて何とか上手く動作させることが出来ました。

 

続いて、エアコンのスイッチですね。初代パジェロミニと2代目パジェロミニの違いとして、エアコン動作時に光るランプの有無があります。

このランプを光らせたかったのですが、黒い配線をどう繋げば良いのか分からず、とりあえず緑の線と青の線だけ繋いでいます。

(後日、黒い配線はアースに接続すれば良いことが分かりました。また、ランプに関しては仕入れた中古品は全て球切れしていたため、デフォッガースイッチより移植しました)

 

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因みにですね、エアコンスイッチの配線コネクタも初代パジェロミニは110型でしたので、こちらはエーモンさんのものを使いました。

 

そして続いては照明用の配線ですね。これもですね初代パジェロミニは110型のコネクタでしたので、ターミナルを取り外してコネクタだけにした後、2代目パジェロミニの配線を途中で切って110型のターミナルを付けてコネクタに挿しました。

 

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後は、デフォッガーの配線ですね。これはですね、コネクタやターミナルの形状が特殊で市販品で見つけることが出来なかったため、三菱ディーラーさんに頼んで取り寄せて頂きました。コネクタとターミナルの型番は下の方に記載していますので、そちらをご参照頂けますと幸いです。

 

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ということで、配線はこれで完了しました。

 

続いてダイヤル関係ですね。まず内外気の切替レバーは、確かH81W、初代ekシリーズの物を使用した気がします。

 

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2代目パジェロミニの物は若干短かったので、私が仕入れた操作パネルの中で一番ワイヤーが長かったekの物を使用しました。

 

ただ、操作パネルの位置的にワイヤーへの負担が掛かっているためか、元々の操作パネルより若干操作に力がいるので、そのうち何とかしたいと思っています。

 

続いては温度調整のダイヤルですね。これはそのまま取り付けようとするとワイヤーの曲がり具合がキツ過ぎるので操作パネル側を改造する必要がありました。

 

あと、風向ダイヤルですね。これも、そのまま取り付けようとするとワイヤーの取り回しに無理が生じてしまうので、車体側の改造が必要だと分かりました。

 

次回からは、温度調整ダイヤルと風向ダイヤルが上手く動くように対策を検討していきたいと思います。

 

【使用部品】

 

• H58A用エアコン操作パネル

※動画内ではH81W型ekスポーツ用の操作パネルを使用しています。

・H81W用内外気切替用ワイヤー

・BRIDGE:平形端子250型カプラー (モノタロウ注文コード:44166728)

※風量ダイヤル用

エーモン工業:【3354】 カプラー用端子セット250型

※風量ダイヤル用

エーモン工業:【1124】 カプラー4極(ロック式)

※A/Cスイッチ用

三菱自動車工業:MU801445V

※デフォッガ用カプラー

三菱自動車工業:MU800645V

※デフォッガ用ターミナル

 

ということで今回もご覧頂きありがとうございました!

それではまた次回よろしくお願いいたします。

 

行野明設計工房