【悲劇、そしてダクト製作最終回へ】 ~パジェロミニのインパネ改造計画⑤~
【悲劇、そしてダクト製作最終回へ】 ~パジェロミニのインパネ改造計画⑤~ https://t.co/tosuUP4dxD @YouTubeより #パジェロミニ #H56A #三菱自動車 #インパネ改造 #3Dプリンター #3Dモデル
— 行野明設計工房:いのあせっけいこうぼう (@Inoatecment) 2020年12月13日
こんばんは!
行野明設計工房です。
前回設計が完了した部品達なのですが、これを組み合わせた時に悲劇的な結末に至りました。
なんと、ハザードスイッチの奥行きが長すぎて配線が行えないことが発覚しました。
実は、この1週間後にディーラーさんで車の点検をして頂く予定だったので、ここでダッシュボードを組み付けできないとなるとかなり危機的な状況となります。
ダッシュボードが無い状態で公道を走るわけには行きませんし、ダッシュボードをまた取り外すのも大変なので、仕事終わりに必死で設計変更するしかありません。
ということで仕事から帰宅後、夜はもちろんのこと朝も早起きして設計を行い、昼夜問わず印刷を行い何とか改良版が完成しました。
それがこちらです。
吹き出し口の右側にあったハザードスイッチを、吹き出し口の間へ設置することにしました。
こうすることで配線も問題なく行うことが出来ました。
裏側はこのような感じです。
因みに内部はアルミテープで補強しています。
あと、部品同士の接合は、ホットナイフで溶着しています。
なお、純正ダクトとの接合もアルミテープを内側と外側から貼り付けたのですが、後々考えるとこれは失敗だと思います。
理想的には、今回作ったダクトと純正ダクトがハマり合う構造にしないとおそらくアルミテープが剥がれてきてしまって空気が漏れると思います。
ただですね、気付いた時にはダッシュボードを車に取り付けてしまっていたので、少なくとも来年のゴールデンウイークくらいまではこのままにしておこうと思います。
そして吹き出し口はこのような形にしました。
ハザードスイッチが少し斜めになっているため気になりますが仕方がないですね。
前から見るとこのような感じです。
後ろから見るとこのような感じです。
ここからはダッシュボードやセンターパネルの加工に移っていきたいと思います。まずはダッシュボードですね。
ダッシュボードは途中までホットナイフで切っていたのですが、なかなかうまく切れないため途中からはノコギリを使いました。
本当はリューターを使うべきだったのかもしれませんが、この時は使う気になれなかったためこの方法にしました。
そして、このような形でようやくディスプレイオーディオ用のスペースが確保できました。
センターパネルはホットナイフで加工しました。これは加工前ですね。
このような感じで、切る箇所が分かるようにマスキングテープを貼り付けました。
これが加工後ですね。
そして完成した全体像がこちらです。
ディスプレイオーディオを買うまでは、暫定措置として少し前に話題だったファーウェイさんのタブレットを両面テープで貼り付けておきました。
ということで、無事に点検に間に合い、この状態でディーラーさんに点検頂きました。
(めでたしめでたし)
それでは、ここまでご覧頂きありがとうございました。
次回からは、操作パネルを機能させるために色々と改造していきたいと思いますので、また次回も宜しくお願いいたします。
ではおやすみなさい。
行野明設計工房